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ス活性化の為と云う事の中では、とても反対までは出来ませんが、現実を見た時、地方山間路線では無理と思われる。
・回答内容には、全社的な統一意見でない部分もあります。又、私的な理想意見もあります。ご了承下さい。
・現在、標準車から一般低床車導入に努力している。一部路線でワンステップバスの採用を検討しているが、ノンステップバス採用に当たっては地方都市の道路状況からしてクリヤーして行かなければならない課題が多くある。
・中小都市では、今までに利用者減に悩まされている。他の交通用具より早く安く目的地に行ける、いわゆるバスレーン、どこでも乗れ、どこでも降車可能なフリーパスがない限り増客は困難、助成、老人、子供など交通弱者がバス乗客の主流となっている現状からバスの改良は不可欠、しかしこれとて乗客のバス離れが防げれば上出来の現状である。地方議会等から特に要請があれば実施の方向に向け努力して行くのが私共公営バスの宿命といっても過言ではないでしょうか。
・標準仕様車を3段階のグレード化し、その標準車両を選択する方式で価格低下を図る。
・全国バスユーザーの特別仕様はメーカーが一番良く知っている。それをまとめ低価格が条件としグレード化を図る。※例として配線は多くし不要な線はアイドルアダプターとして残す(ワンマン機器メーカーが異なってもどれかの配線を利用すれば満たされる方法)
・今回のアンケートについては専門的、技術的な知識が必要で、整備担当者にも照会しましたが、設問に対して的確な回答が出来ません。現在、当市運輸部は乗合車両25両中、低床車両は中型車3台のみで、走行環境の整備の遅れ、車両の運用面での問題等があり、ここ数年その割合は変わらず、近い将来的にはノンステップバス、超低床バス導入の必要性はありますが現在のところまだ具体的な導入計画はありません。今後この件については詳しく検討、研究したいと思っています。
・早い時期に現物(ノンステップバス)を見学し、色々な角度から検討したい。
・乗客が乗車し、降りるまでの流れの中で不安なく利用できる細かい配慮のある車両作りとそれを有効に活用するソフトを確立し、真剣に乗客離れに歯止めをかけなくてはと考えます。
・バス事業者の内容は、補助金を頂きながら運営しているのが半数以上であり、その上ノンステップ、ワンステップ等、高価な車両を導入するとなると一層の厳しさを余儀なくされる要因となる。利用しやすいノンステップバス導入には、欧州各国とは、文化の違いがあり、都市部、地方部では若干違いはあるものの、朝夕の公共交通機関利用推進と、マイカーの規制が進まない限り、導入しても利用者は少なく、バス事業は衰退の一途を辿って行くでしょう。
・たいへん遅くなり申し訳ございません。当地は山間部が多い為、これを充分に考慮頂き、色々な方面から低コスト化できればより良いと思います。協力不足の点が多いと思いますが、宣しくお願い致します。

 

 

 

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